ゲームストップ株、シルバースクィーズの流れ何気に面白い…ごくごく普通の個人投資家達vsヘッジファンドとの戦い
- 2021.02.01
- デイリーブログ
- 時事、時代に思うこと

ゲームストップ株と、シルバースクィーズの件、とっても気になっている。
日本の主要メディアを見てないのでどれだけ世の中で騒がれてるかわからないけど、表題の件、金融の歴史に残るすごい出来事だと私は思っている。
最近たまたま第一次〜第二次大戦時の、国際決済銀行(BIS)のとんでもない働きやそれをまとめた本や論文などを読んでいたが、戦争の陰に、国の隔たりもなく敵国と味方国も関係なしに、連携してお金の利益を求める欲深いごくごく一部の金融資本家たちが、どれだけ世界を牛耳ってきたかがわかり、衝撃を受けた。
歴史の戦争を勉強すればするほど、戦費の調達や戦勝国の報酬(利益)で大きなお金が動くため、その裏にはそれを仕掛けて儲ける金融資本家や軍産複合体が必ずいることがわかる。これは陰謀論ではなく紛れもない事実だ。
それと似たような事は現代も経済戦争という形でずーっと続いていて、リーマンショックもそう、沢山の人が雇用を失い自殺をしたり経済打撃の大問題になっても、ウォール街の金融資本家たちには多額のボーナスが出て、損失は政府が国民の税金で補填するため、全く身を切る必要が無く痛みはない。むしろ空売りやらなんやらで儲ける人も多いから、仕掛けたのはウォール街なのでは?とすら囁かれているほど。🤑
そんなウォール街のグローバルエリートであるヘッジファンドと、庶民(個人投資家)の戦いが、まさに現在もわかりやすい形で勃発しているから面白いのだ。
🔥庶民vs 金持ちエリート🔥
このアメリカの分断は今回の大統領選でもあったが、リベラルエリートやセレブ達が自らの既得権益を守ろうと、とてつもない巨額の資金提供し、ビックテックやメディアやセレブを使い、米保守派に厳しい検閲と「反知性主義・陰謀論者」というネガキャンをかけながら民主党を優位に支援したことと、アンチエリートの中間〜底辺層の労働者階級やマイノリティ層の投票率躍進をした、いわゆる「普通の庶民」たちの多くがトランプを支持した構図にとてもよく似ている。
リベラリズムを通り越して共産主義化、つまりエリート階級が底辺層を支配するという中国に似た分断・強権社会が進んだ現在のアメリカを象徴している出来事であると私は感じた。
実際に、ゲームストップ株で庶民の思わぬ逆襲にピンチになりかけたエリート達は、金と権力で、絶対に変えてはいけない市場ルールさえも捻じ曲げた。証券取引所も巻き込んで不正とも取れる暴挙に出てしまった。こんなことありうるの?やっていいの?的な。
今まではどれだけ悪事を重ねても気付かれずに来ていた彼らの姿が、今回露骨なほどに表面化されたのは大きな功績だ。
こういった、支配階級の暴挙に悉く目が覚め気付いてきていた世界中の人達の目には、今回の件もはっきりと「悪事」に映っていると思う。
まだまだこのウォール街勢力にはメディアやビックテックなども加担し、庶民を自分達に都合の良い強権パワーで蹴りだそうと蠢いているし、恐らく色のついた報道で煙に巻くのではないかと予想しているが、このごくごく普通の個人投資家達の反撃の流れはとても良い流れで、面白くもあり、もっと戦ってほしいと少しワクワクもしている。
そして、銀先物市場にも飛び火しだしたり、イーロンマスクが登場しだしたりしてて、さらに場外乱闘(笑)、ますます興味深い。
もっと日本にもこの件の問題の本質、わかりやすく広まってほしいな〜。目が離せませんね👀
※おっさん的な記事ですいません(笑)
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