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菌ってすごい。生ゴミ「コンポスト」で古い土再生・堆肥づくり

最初夫が始めていて「臭いどうなの?」「ウジ虫湧かんの?」と私はぞわぞわしながら見ていた「バケツコンポスト」

これが途中から私も興味が出て、自分なりにもやり始めてみたら・・・・・・
結構面白くなってきた!!!ので、紹介してみようと思う。

衣装ケース内でのコンポスト例

↑現在、衣装ケースの中で発酵・熟成中の土。
家庭の生ゴミを写真で見せるのってどうなんだ…と思ったため、形がなくなってきた時の様子だけで失礼〜

結構なゴミの量だったのに、土団子状態になってきてる!!? 感動!
暑くなってきたから発酵力がものすごい。(逆に寒くなると発酵遅い)

これはキエーロ型ではなく、排水はされない蒸れやすいスタイルのコンポスト。
なので、

  1. 水をたさない(生ゴミから水分が出るのでそれだけで十分)
  2. 土の中にゴミを入れて米ぬかをかけて混ぜる
  3. 虫対策として、土の表にゴミが見えないように土(黒土や古い土など)を薄くかぶせて蓋をして温かいところに置いておく

こんな感じでやってるよ。

いろんなコンポストがある。コンポストあれこれ

コンポストのタイプややり方も多々あるみたい。

最初はよくわからなかったけど、少しずつわかってきた。

ベースの違い・畑やプランターで使った古い土を使う
・買ってきた黒土を使う
・ピートモス+くん炭ブレンドを使う
・米ぬかだけを使う
発酵促進の違い・米ぬかやボカシを使う
・ミミズを使う
・納豆菌を使う
タイプの違い空気に触れさせずに熟成させる漬物タイプ
(下から液肥が出るタイプが多い)
空気と混ぜて熟成させるタイプ
(バケツ・ダンボールコンポスト・キエーロなど)

などなど。

いろ〜〜んなやり方があるみたい。

我が家のコンポストのやり方

我が家はシンプルに
「プランターなどで栽培が終わった土を土壌改良材とか買わずに再生させたい」
「生ゴミを処分したい」
「家にあるものでやりたい」ということで以下の方法をやっている。

✍用意するもの
  • 畑やプランターの栽培を終えた古い土
  • バケツ(蓋付き)・衣装ケース
  • 発酵のための米ぬか・EMぼかし

💡いろんなやり方があるけど、我が家流はさらっとこんな感じ。

生ゴミ投入期
  1. 家に余ってるような蓋付きバケツや衣装ケースを用意し、底に土を少し入れる
  2. 毎日出る生ゴミ(※)を投入して土と混ぜた上で、虫が寄ってこないようにするため表面に乾いた土で蓋をして、ケースの蓋もして温かい場所に置く
    (注:密閉型だと生ゴミの水分がかなり出て湿気るため、水は加えない)
  3. 新たな生ゴミが出たら、また空いているところへ入れ、表面に土を被せる。
    この工程を容れ物がいっぱいになるまで何回か繰り返していく。
    発酵促進のために「米ぬか」「EM菌」「くん炭」など時々混ぜると良い。
    (土にいる菌だけでも発酵するから最悪無くても大丈夫)
生ゴミ熟成期
  1. 気温・季節により分解速度が違うので、塊がなくなるまでは毎日空気を含ませながらまぜる。かき混ぜた後は、虫がわかないように表面を土で蓋すると来ない。
  2. 表面に白カビが生え、手をかざすと発酵熱でめちゃくちゃ熱く、日本酒のような?ぬか漬けのような?発酵している臭いがしたら、分解・発酵が成功している証拠。
  3. 夏場は1~2週間で生ゴミの形が見えなくなってくる(冒頭の写真)
    完全にゴミが見えなくなって森の土のような臭いがする頃に堆肥入の土の作成が終了。

【注意点
コンポストによっては底から液肥が出せるタイプもあるけど、バケツや衣装ケースはそれができないので、水分が徐々に生ゴミから結構出てくるため、底のほうが水分過多でベチャベチャになりがち。
なので、シャベルでほじってたまに天地ひっくり返して、カラカラに乾いた土(これも古い土)を追加して撹拌すると良いと思う。あくまで水分の量をみながら。握ってかるくほぐれる泥だんごぐらいの水分量がヨシ◎
※キエーロなどの風通しがよいタイプは、水分を少し加えるのが必要。

失敗すると、底のほうは水分過多で雑菌臭というか酸っぱい肥やしのような結構な臭いがする…。でも良い菌のほうと撹拌すると、日本酒のような香りに戻ってくる。
人間の腸みたいに、雑菌がでても善玉菌によってうまく中和されるよ!😀

コンポスト生活で変わったこと

菌の素晴らしさ、自然科学的

あたたかい季節のコンポストは、菌による発酵熱がすごいことになってるので、古い土にあった雑草の種や害虫の卵なんかも、発酵熱で勝手にお亡くなりになるみたいで、熱湯消毒等の手間も削減。

また、家庭から出る生ゴミも大量に減った。
ゴミ臭に悩まされる夏場も、かなり助かる。

こんな感じで、「目に見えないけど、菌のちからってやべー…すごい…(語彙力)」と驚いていた。

以前もブログに載せたことがあるけど、2020年のコロナ出たてのステイホームの頃はパン焼きのための「イースト菌」すら全然手に入らなくて、りんごの皮から菌を発酵させ、天然酵母でパンを焼いた実験をしたことがある。

菌がうまく発酵すると、ワインのような香りがしてくるんだよね!

そのように、土の再生も菌を増殖させて発酵させることで、日本酒のような臭いがしてきて、「発酵」って自然界の科学(?)って感じですごいなーーと感動…。

これからも菌とうまく共存共栄、仲良くしていきたい。

米ぬかって万能すぎん!?

家庭菜園やってて「米ぬか」のありがたさと万能さをつくづく感じる。。。
米ぬかには家庭菜園だけでなく他にも活用法がいろいろあって、これからは、ぬか漬けや育菌化粧水や、乳酸菌スプレー(塩素をやめてカビ掃除に使う)などの菌活もやってみたいなーと思ってたところ。

日本人が何故か世界に比べてコロナでほとんど死なないのには発酵食品のおかげって説もあるし(長崎大学の研究だっけ)、毎日納豆とか味噌汁とかの発酵食品も菌の恩恵だから、腸にもいい=免疫にも健康にもいい…といいことだらけ〜?

改めて、「菌」とか「発酵」の素晴らしさを実感している最近デス。

おまけ、コンポスト参考動画

コンポストや菌活関連の参考動画の数々をご紹介♫

↑我が家は蓋付きでやってるけど、蓋がないタイプは防虫ネットを一応かけたほうがいいかも

↑色んなものを次々投入していく楽しみがわかる〜

↑やり方は基本だいたい同じなので、ダンボールでもできるね

↑米ぬかって万能すぎるよ〜!?

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hnw
6月6日6時うまれ。ちっちゃい子から大きい子までいる、こども3人の普通のお母さん(に擬態した変人)。コロナの数年前ぐらいから、この世が箱庭で予定調和であることにだんたん勘づいてきました。
仕事はエンジニア寄りのWebデザイナーです。
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