【過信をやめた】電気・ネット・Webサービス等インフラ便利時代が未来永劫続くであろうという過信について

【過信をやめた】電気・ネット・Webサービス等インフラ便利時代が未来永劫続くであろうという過信について

「ロジカル家事」などで有名な「勝間和代」さん。

信者ではないので全部の書籍は読んでいないし、Youtubeもごくたまに拝見する程度なので認識が浅いかもしれないけれど、私も合理的な考えが好きなので、彼女の発信内容にはよくうんうん。と思って見聞きしていた。

ちなみに「勝間和代さんとは誰?」という方のための念の為補足を付け加えると、彼女はいわゆる「バリキャリ」として成功してきた女性だけど、自身がADHDの気があると自認していて苦手なことが世の中にあまりにも多く、正攻法ではうまく回せないために、「色々なことを割り切ってあらゆる家電やインフラやサービスに頼り、無駄を省いて、ロジカル思考で合理的に生活を楽に回すようにして豊かになった。」という主張で、人生を豊かに生きるためのライフハックを広めている方。

で、最近PrimeReadingで彼女の本を読んでみたのだが、同感しきりであろうと期待して読んだのになんだか本を読んでいくうちに、少し違和感を感じだしてきた。

違和感とは、テクノロジーへの過信。とも言うべきか…
電気エネルギーへの過信、
ネット接続への過信、
Webサービスへの過信、
テック企業への過信、
プライバシー保護への過信、
そして、「明日も明後日も、今日と同じ日が続くであろう」という過信。

私も数年前までは過信派だったので、以前はこういった話を受け入れられていた自分だったのに、読んでくうちに近年の自分の問題でどんどん違和感が出てきてしまった。

例えば、急に地震などが起きて停電したり、サーバーがダウンしたり、ネットが繋がらなくなったり、生活の全てをテクノロジーに頼っていたら万が一の時どうするのだろう。
例えば、今まで使っていたオンラインサービスが終了したり、サービス改悪したらどうするのだろう。
例えば、予測外の出来事が世に起きて、エネルギー貧国の日本でエネルギー価格があがった場合どうするのだろう。(石油・ガスがあがるだけで、火力発電中心の日本は電気のエネルギー供給が辛くなる)
例えば、大手だから潰れるはずがないと信用して課金して使っていた数々のWebサービスで管理していた重要データが、ある日突然消された場合はどうするのだろう。例えば、大手だからと絶対に無いと思っていた情報流出や悪用があった場合はどうするのだろう。

本を読んでてモヤモヤしてたところに、とある人のVlogで「勝間さんはピュアすぎるんだと思う」とたまたま発言されている方がいたり、この話を夫とした時に「成功者は攻めのタイプで目的のために成功できるけど、そういう人は意外と守りが疎かだったりする」と言う話題が出て、モヤモヤが一気に言語化された気がして合点がいった。

そう、テクノロジーや便利時代への過信とリスク管理(守り)の話だ。

まず、私はGAFAも含まれるビックテック企業の内部告発者の証言などを去年色々見て、彼らのポリティカル・コレクトネス思考には全く中立性や公平性がないとわかったし、力をつけていった結果巨悪になり落ち、「ユーザーファースト」から近年すっかり「利権ファースト」に傾いているため、信用がガタ落ちした。
(ちなみに、Googleの社訓は以前「Don’t Be Evil(邪悪になるな)」だったのは皮肉な話💦)
※実際、アメリカや欧州で独禁法その他大型の提訴がしょっちゅう起きていて、外部から巨悪になりすぎた組織への締め付けが進んではいるのが現実。

しかも、テック企業が運営されているのはほぼほぼ、P2Pと違って中央集権型のサーバーで(AWSなどもそう)、これらも中央がドカンと落ちると同サービス上で運用されているものが全部使えなくなるなどの問題もある。これまでも何度か経験した。そうなると、一気に「仕事できない」「プライベートでも使えない」「スマートホームも反応せず」「それと連動した家電も動かせない」とかいう問題に直面する危うさがあるのに、「どうせすぐ復帰するだろう」と過信していくのは危険だと思う。去年、東証でさえ丸1日ダウンしたのだ。

電気に関しても、数年前大地震と大停電を経験し、更にコロナ禍などの社会不安・経済不安に関して自給自足やオフグリッドに興味が出たのもあって、「有事ということが起き得ない(もしくはたまにしか起きないし、起きてもすぐ復帰・復興するから無視していい)」とは全く思ってなくて、ある意味コロナも自分的には災害扱いで、電力やエネルギー食物などいつなんどき何があってもいいように我が家は対策している。

そんなわけで、デジタルテクノロジーは過信禁物ということで、デジタル一辺倒の運用に疑問を感じ始め、出来るところ(電気やネットが突然途絶えても良い運用)に個人的に変え始めていた。

物事を真逆のケースも考えてみること(この場合だと「インフラやテクノロジーに頼りまくった便利な生活が未来永劫続かないパターン」)は、有事シナリオ想定において極めて重要な方法論だと思う。

そして、そんなことを改めて思っていたら、たまたま先日311を思い出させるような大きな地震が来て、あやっぱりなって。
防災意識(有事の際の対策)も、怖い目を体感したときにだけワーワー騒いで自分ごととしてリアルに感じるけど、これを平時にもみなが考えて想定して準備をしておけば、ピンチの際に少ない物資を奪いあわなくてすむし、人と分け合って助け合える余裕もできる。

🔹

そんなわけで。

便利に生活を回すための【攻め】の方向性としては適度にテクノロジーに頼ることはありだけど、万一の際の【守り】の姿勢が勝間さんの本を読んでいたら見えず、どうしても取り除けない「リスク管理」に関して抜け落ち感に違和感が出てしまったのだった。(勝間さんがわかりやすい例だったので公人の例として出したのみで、彼女を個人攻撃して批判したいのではないので勘違いしないでね💦)

これはミニマリストにおいてもそう。
ミニマリストは良い面もあるけど便利な時代だからこそできるものであり、ストックしない生活ができるのは=単に不足分はすぐその辺のお店で買ってこれるから、というインフラがあるから成り立っている生活。私は守りやプレッパー思考が強まっているので、極端なミニマリスト思考は、家族を守るには考えが合わないなと思う。(ただこれもリスク管理の優先度を後手に回す選択をあえてしている人は、その人の自由とも思う)

そのぐらい、現代人はあまりにも便利なテクノロジーやインフラに慣れすぎていた。
どっちや良いか悪いかの話をしたいんじゃなく、今後は災害に限らず、アフターコロナで食いっぱぐれる業種や仕事が増えていき、実体経済が衰えていく中で、便利な時代が未来永劫続くであろうという過信をやめて、リスク管理を考えるのって重要だと思うよって話を今回したかっただけ。😃📢

そして普段そんな危機を感じさせない、考えさせない日本、ダメージを受けてもすぐ復興してく日本って、インフラ強者というか本当に粘り強く超平和でのほほーんなんだな〜とも思った。とっても幸せなんだということは、忘れてはいけない気がする。

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