コロナが始まった頃から、「備え」や「プレッパー」に興味を持ち、本格的に初めたという方もいるのではないだろうか?
最近は、物価高や物流混乱でスーパーから物が消えたり、暴動で持って行かれる国もあったり、紛争や軍事緊張も世界各地で増え、いつどこで何があってもおかしくないグレートリセット時代に突入している。
変に不安を抱き怖がるのも本末転倒だが、普段から最低限の備えをしておいて日常の安心を買いましょう🎵ということで、まずは基本中の基本情報をご紹介していく。
目次
もしもに備える考え方
あれもこれもと不安になり闇雲に備えても、自分の平時の人生をも犠牲にしてしまうし、時間とお金が莫大にかかるもの。
なので、まずは、何から始めればいいかを、よく考えることからはじめよう!😀
備えておきたいリスクの種類
自然災害
言わずもがな、日本は自然災害の多い国。
まずは地域のハザードマップを見て確率が高そうな災害をリサーチして調べてみよう。
水害、地震、台風、雪害、土砂崩れなど、お住いの地域で確実に起こりうるものが、自治体の災害に関するホームページなどを通して調べると、しっかり把握できるようになっているよ😀☝
地震は、防災科研の「地震ハザードカルテ」ってサイトで、地盤から自宅の地震リスクをグラフや数値で評価できるよ🎵
※PDFで結果を各自ダウンロードできます。
インフラの混乱(ライフライン、物流、通信)
災害・紛争・暴動・その他社会的に不安定なことが起きた場合に、まず混乱するのがインフラ。
これはある意味よくあることで、近年だとコロナでマスクや消毒液、デマでトイレットペーパーが無くなったり、自宅待機でパンやお菓子を手作りする人が激増したためのバターやイースト菌やベーキングパウダーまで無くなったのは記憶に新しい。
一部の地域だけなら復旧は1週間程度と早いことも多いが、このように全国・世界同時多発的となると回復が何ヶ月と遅れることもあるので、要注意。
食糧危機
インフレや肥料高騰・運搬費用高騰による食糧価格の高騰という名の食糧危機は確実。そこに気候変動(干ばつ・水不足)の影響も重なることも考えられる。
また、これを一種のショックドクトリン・プロパガンダとして、メディアで煽る材料とされることも十分ありえる。※先進国は基本「飽食」なので👀💧
あらゆるものの全体の価格があがると一番最初に極限まで削りやすいのが、どうしても食品や日用品の部分になってくる。そうなってくると、普好きなものを好きなだけ食べてる人にはかなりしんどい状況となりそう。急な我慢は極端に体が辛くなるため、一定の覚悟と備えは必要。
日本は野菜の自給率や、近海の魚はおそらくとれるけど、カロリーベースだと自給率が低いため、お肉・卵とかエネルギーになるタンパク質が入手が高くてしんどくなる可能性大。
大豆など、ベジタリアンに近い生活で体をならしておくと良いかも。(急に一気にやると体がビックリして不調になります💧←経験談)
参考情報
- 迫り来る“食料危機” 日本や世界の食はどうなる?- NHKニュース
- 【迫る食料危機】「前例ない食料危機」と肥料供給混乱に備えを 資源・食糧問題研究所 柴田明夫代表(2)
- コメ、生産量が大幅減少で価格高騰の兆候…価格下落から一転、アジア食糧危機も
戦争やテロ・暴動・治安悪化
たまたま過去80年弱戦争がなくすっかり平和ボケを起こしている日本人だが、それより前の時代はほぼ戦争づくしの歴史。むしろ「何か有事がある」ほうが長い歴史の中では当たり前だった。
最近、世界中でじわじわ紛争や軍事緊張が増えているので、日本もどう影響してくるかわからないが、それだけではなく経済悪化すると治安も悪化してくるため、自宅が強盗にあったり、無敵の人に襲われるといった案件も増加するだろう。
最悪のケースとしつつも「あり得ないこと」ではないので、最低限備えておこう。
経済・金融危機
グレートリセット時代に必ずあることとして、「金融システムの転換(金融リセット)」はあるとこちらに書いた👇
その転換前には、景気後退・格差拡大・中間層も貧困化が顕著に現れ、その上でシステムを変えましょうという流れになると見られる。
我々一般庶民にはかなり厳しい状況を通る可能性が高いので、一定の備えをしておこう!
最悪のパターンとして、一旦仕切りなおししますねってことで現金100万円が0円の価値になるなどのケースに備えた心理的覚悟もついでにしておこう(笑)
でも、仮にそんなことが最悪あった場合、み~んな同条件。一緒にドボン。だから、あんまり恐れずいざっていう時は開き直って諦めようw😂👍
【注意】プレッパー・備蓄の落とし穴
備蓄貧乏!散財してしまいがち
いざ備えよう!と思って何か買い始めると、様々なリスクを想定すればするほど、「あれも必要かも」「これも必要かも」という思いが出てくる。考えつくままに購入していたら、何万何十万とあっという間に諭吉は飛ぶ💸
備蓄に全振りして備蓄貧乏になっては本末転倒!
計画性と絞り込みを行って、これだけは譲れないという危機に備えよう。
置く場所がない
「備えたくても、我が家は備蓄用品を置く場所がない…」
これは住む家が小さい日本人には必ずぶちあたる問題。
置く場所がないからと、初めから備蓄を断念する人もいる。
備蓄品は一箇所に置いても逆にリスクなので、コンパクトにまとめて棚やコンテナに入れて各部屋に分散して置いたり、物置や車などに分散したり、倉庫を借りるなども検討しよう。
管理の手間・賞味期限等切れがち
せっかく備蓄しても、久々に賞味期限を確認したら、なんと期限切れ!👀💦なあんてことが実に多発する。私も何度も経験済み(笑)
「期限が長期すぎて忘れる備蓄専用商品」は食べ慣れないのであまり買わず、いつも使うもの・よく使う商品をローリングストックし、期限逼迫しているものを年ごとに取り出しやすい箇所にまとめる管理方法がおすすめ。
不安ベースになりがち
備蓄情報を一生懸命探すと、「リスクに備える」という性質上、不安ベースに傾いて右往左往する人を多く見かける。そうすると、何も起きていない時に既に心身疲弊していき本末転倒ではないだろうか?
乱世を生き残るにも心身の健康があってこそ。
備蓄やサバイバルは楽しんだもん勝ちです!
備えは悲観的に。行動は楽観的に!!