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親世代&自分世代の生前整理の必要性。老後は「身軽に」だな…。

母の病気がわかってから「親の死」というのを身近に感じた。

あとに残されるであろう父の身体的な問題(視覚障害)からも、残された側(父)一人であれやこれやの後始末が難しいというのもあって、ゆるやかに生前整理という終活をコツコツ親のために手伝っていかないとダメだなーと前々から感じていた。

母(入院中)の体調も芳しく無く、母が年単位で長く持たないことを察したことと、第三者の家事サポートを家に入れることになって焦った父が、お母さんの部屋に置いてある荷物などをよく見えもしないのに勝手に片付け・処分してしまい、「遺影に使う予定の写真はどこだ?」などと慌てている事態で、何だかもうむちゃくちゃなことになっている。

まだ10m先にも一緒に手をつないで大人しく歩けないほどの手のかかるイヤイヤ2歳児がいては、私も身動きが取りにくく困っているけど、焦って暴走している父のかわりに、親の家の片付けのほうも本格的に進めないといけないなあ…ということになった。

でも、親世代の人たちって、人にもよるけど多くが「ものを捨てれない」世代。

四方八方から出てくるストックの洗濯洗剤
貰ったもんを捨てれなくて溜まってる大量の贈答用タオル
二人夫婦には多すぎるお皿とタッパーやコップの量…
よく料理する母だったのに、こんな必要か?てほどの賞味期限切れだらけのレトルト食品や缶詰や粉物のストックが溢れんばかり…
体はひとつなのに、こんなに着るの?てぐらいやたら多い
ペン差しにたくさん刺さってる貰い物のボールペンの多さ…

などなど、とにかく、果てしなくいろんなものがある。


地元から実家を引き払って近居になった数年前も、ものすごい苦労して沢山の物を捨ててダウンサイズしてきたはずなのに、そうとは思えないほどにまだまだいっぱい色んなものがぎゅうぎゅうにある。

ミニマリストは極端だとしても、せめても把握できないぐらいものを必要以上に多く持つのはあとあとしんどくなると思うし、もし残された側がいずれ施設・病院等入る時も殆どのものを持って行けないのが現状なので、結局殆どのものは捨てることになるし、必要ではないということになる。

そう考えると、物欲って、なんなんだろうね。(素)
この世は、あの世に持ってけないものだらけ。

人生の終わりにむけて少しでも元気なうちに、大きな家具や使わない家電は処分するなどしたり、不用品は片付けをし、よりコンパクトに生活したほうがいい。

自分の老後も考えてみた

ちなみに、自分の親のことを見て自分の老後も考えた。

こないだ、私の小さい時の写真をたまたま見た。
微笑む幼い私と姉と父。

の背後に昔の実家は綺麗に観葉植物が飾られていたり、レースで飾り付けられたりしていて、「昔の母ってこんなきれいで丁寧な暮らししてたっけー?👀」とか思ったりしていた。

私がこどもを持ってからというもの、この10数年、母は60歳台でまだ働いていたり、その後はおばあちゃん(故人)の介護やらなんやらでバタバタしていた。
よって、実家は混沌として物で溢れ、丁寧な暮らしとは程遠いほどごちゃーっとしていた。

そう、親も60ぐらいからだろうか?
老年になってきたら母も病気が分かるだいぶ前から既に、「ご飯を作るのも面倒」「片付けも面倒」などと身体も気持ちもどんどん老いてきて色んなことが面倒になってるのがわかった。

自分の子供がいた頃は家族のためにってやっていたことでも、大人だけ・夫婦だけの暮らしになると面倒なことはやる気にもなれなかったようで生活はどんどん適当に…。

だから自分(私)も、長い長い子育てからいつか解放されたとして…
かねてより望んでいた自分の時間と暇が出来て…

その頃ようやく自由が訪れる!\(^o^)/

のような気が勝手にしていたが(笑)?

でも実は子育てお役御免の時には、もう自分の心と体が老いでついてこなくて、正直どーでもよくなるかも?というのは親を見てなんとなく理解した。

そう考えると、体の動く若いうち40〜50歳台から、長期計画で終活したほういいかも。

  • あまり「必要でないものは増やさない」とか
  • 「解体や移動や処分が面倒で体力が必要な大きな物を買わない」とか
  • 途中で住まいも賃貸へ移るなどコンパクトにしてもいいし…

極論「生きること(?)に必要な食と健康と安全だけ」に大きく振って、それ以外の必要性低いものはどんどん取捨選択していいのかも。

軽く軽くなっていくと、色々老後が楽なんだろなーなんて思ってる。

ただ、私の場合、上の子の誕生から下の子の成人まで、実に子育て期が30歳~60歳の堂々の30年間と長丁場!💨

既に12年経過したけど、あと20年弱…ブホッ…長いwwww😂😂😂

その終活に動くべき時が、我が家は子育て期(そして親の介護とも)とドンピシャで重なるので、なかなか思い通りにはいかぬでしょう。

結局、自分の仕事(賃労働)を抜きに考えても、ずーっといっそがしい日々なのは間違いない。

+ + +

親を見ていても、いろいろ考えて老後の人生設計してたものの、「思いがけないこと」が多発していて、殆ど予定通りにならなかったのを見てきた。

我が家もきっと、そうだろうな~と思う。

人生ハプニング、ハプニング、の連続ですよ。
そう思い通りにはいかんて。

そんな中でも、どうやって自分自身の生きがいというか楽しみを見つけていけるか、人生の価値をどこに置くかだよなーとか思ってて、今一度立ち返っているところ。

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6月6日6時うまれ。ちっちゃい子から大きい子までいる、こども3人の普通のお母さん(に擬態した変人)。コロナの数年前ぐらいから、この世が箱庭で予定調和であることにだんたん勘づいてきました。
仕事はエンジニア寄りのWebデザイナーです。
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