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続・母の末期癌 迫りくる親の死から学んだこと。

まだまだ続くよ夏野菜の収穫期~🍅

家庭菜園やってる人はどこもたわわに実る野菜で食べきれないみたいで、うちも色々周りに配ってるけど、我が家にもあちこちから違う野菜をいただくという形で戻ってきてしまいw、野菜室が常に収穫野菜でどっさり!食べるのが追いつかないという嬉しい悲鳴。

収穫期は市販の野菜を買うことが全然少ないな~。良いことだーー🎵
↓メロンまで作ってる方がいていただいてしまった…!?

この夏、しばらく暑い日が続いてへばってたけど、「あっつ~い」と言いながらも日焼けしたり汗かきながら収穫し、そしてコンポストを毎日スコップでまぜまぜ・・・・・(←発酵して土に返っていく様子観察が面白い)

たのしい・・・・・・・・・・・ぐふふ。

と夢中になってて気づいたらもうオリンピックとかもいつの間にか終わってたみたいで???1mmも見てなかったわ。

それに、実は、母の容態が悪化していて。。。
忙しくてそれどころじゃなかったというのもある。
(※去年ステージ4の癌であることがわかってから抗がん剤治療で闘病してた)

病気がわかった頃には既に全身転移してたけど、特に脳や脊髄への転移と進行が早くて難治性で(抗がん剤含む一般的な薬は脳幹を突破できず、薬も放射線も効かない部位)、色々やったけど回復の見込みはもう無いということで、要は諦めましょうということで、痛みや苦しみを取る緩和ケアについ最近うつったばかり。

残念ながら、あとは治療も延命もせず、自然に死ぬのを待つという段階に…。残されている日は多くない。

そのため、家族としては悲しみに暮れる暇はなく看取りに向けて猛烈に忙しくバタバタ💨

病院との往復の回数もさることながら、予想以上にやることがあって、怒涛の数週間を過ごしていた。
目が悪い父の世話や、実家で飼っている老犬の世話も含め、姉と私(娘たち)でなんとかこんとか色々協力してやっていた。
さらに自分たちの家族のこともやらんきゃならんからさらに慌ただしく…
でも姉と交代で休めたりしたから、ほんと、きょうだいがいてよかった~

* * *

しかし、母が週単位で刻々と悪くなる様子を見ているのは辛い。

体にしびれも出て(脊髄の癌)寝たきり状態になってしまったし、脳機能も低下し(脳の癌)、こないだまでハキハキしてたのに脳の癌と全脳放射・モルヒネの副作用?等々により認知症のような症状も出て、少しずつ意味不明なことを言うことも増えてきたりしてる。

調子いいと少し話せるけど、状態悪いと口も半開きでよだれをたらした状態で会話もできないし、飲めず食えずなので唾液がでて雑菌を中和できないため、口内はカンジダなどの感染症だらけ、普段なら出ないようなヘルペスなども出たり、見た目も髪の毛が抜け落ちて丸坊主で痛々しい。

1人の人間のその人らしさ、「母らしさ」の色が徐々に薄まるのを、人生で初めて毎日観察して見ている。

「死者」の風貌に近づき弱っていく親を見る気持ちはしんどいけど、でもその人の人生、生き様、色んな亡くなり方が世の中には多々ある中で、ふと冷静に考えるとじゃあ、ほかにいつどのような亡くなり方ならいいわけ?って思ったりしてた。

人間みな最後は“必ず”死ぬんだから。
(人間の致死率は100%である)

本来健康体だった母だし、まだ平均寿命にも15年以上も早いから、娘としては青天の霹靂で悔しいけれど、タラレバの話で。
よく考えたら、ここに至るまでかなり母にとってもその家族にとってもラッキーが重なって、天の采配ってまじすげーな!と思うように導かれるようにあらゆることがスムーズに回っていた。金銭面や親の通院・看病、目の悪い父の介護や認知症の入ってる実家老犬の世話までもが最善ルートを通って家族が協力しあって大変スムーズにことが運んだ。

そして、ちょっと前までの闘病中は痛くて苦しくて苦悶の表情を浮かべていた母も、脳がやられてきたことである意味苦痛が麻痺状態ともなり、かなり綺麗で清潔で豪華な病院で、広い個室で、手厚い緩和ケアを受け(ホスピスみたいなところだから)、コロナ禍でも毎日のように家族と面会できるし、痛みもかなり軽減され表情も緩くなった。

お金で迷惑かけないかってことと家族やペットのことを一番に気にしていた母にとっては、家族に心配や不安を残さないというエンディングって母にとって最善の人生のエンディングを迎えつつあるのだなあと思ったりしてた。

一見不幸に思える出来事も、実はその状況の中で最も良いルートを通ってきているのではないか?ということ。

ちょっとずつ運命の歯車が違ってたら、母の望まない人生のエンディングもいとも簡単に存在しえたから、見方を変えると本当にそう思う。

* * *

いやはや、死ってなんなんだろうね。
最近思うのは、「良いも悪いもない」んだなってこと。
仏教でいう「諸行無常」の感覚というか。

必ず等しくいつか皆に寿命が訪れるけど、みなどんな死に方ならいい・納得だと言うんだろうね?

今あるコロナコロナ~の騒ぎも「コロナで死にたくない」「コロナで大事な人を死なせたくない」てよく聞くけど、なぜか突然コロナだけが最強最大のラスボス級危機であると特別視されてしまって、よくある癌死(年間37万以上、1日1000人以上も死ぬのに)など他の死を差し置いて、コロナ死は絶対に恐怖だし納得できないし許されないこととされてたり、「死」はいけないことで「死」はなんとしてでも避けるべき大不幸・大悲劇とされている風潮があると思う。

でも、遅かれ早かれジタバタ抵抗したって、いずれ人は例外なく何らかの要因で死ぬ。
それがコロナだって心臓発作だってそこに優劣はないしその人が悪いわけでもない。
しかも、人生の最後をいつどのように死ぬかは本人が好きなように選べない。
死にたいとか死にたくないとか、本人の希望が叶わないことだってざら。
いろんな病気・災害・事故・事件などなど「死に至る」リスクは沢山あって、癌だろうがコロナだろうが交通事故だろうが災害だろうが、その人の寿命になるきっかけは誰もわからない。
「死」はその人の運命であれば避けられないものだけど、「人はいつかは死ぬものだ」というそんな当たり前のことに世の中が真摯に向き合おうともしないのが、ずーっと違和感ある。

私も例にもれず、正常性バイアスで「昨日までの今日、今日までの明日が永遠に続く」ってなんとなく錯覚しがちだったし、「自分だけは」「家族だけは」(死なないはず)って思い込んでたり、「自分や家族はみな80歳とか90歳とかのだいぶ後=老年に死ぬだろう」と勝手に思い込んでた。

けど、必ずしもそうじゃないんだよね。

死にたくない~~~~~~💦
うわあああ~~~~~~ん💦💦💦
って夜な夜な癌病棟で大声で泣いている30代ぐらいの若いがん患者も居たと、母は元気な時言っていた。

あまりにも悲痛な声で、聞いているだけで辛かったとのこと。
母と同じ部位の生存率が低い癌なので、残念ながら長くは生きられないんだと思う。
癌は日本人の死因No.1だから若い人も罹患してる。
病院行き来して思ったけど、若くて髪の毛ない人・かつらの人、じゃんじゃんいる。
若い人だって子供だって、常にいつ明日運命がどう転ぶかは誰もわからない。
身近な例だと私のおばも子供3人(3歳・幼稚園・小学生)を残して脳疾患で30代で突然死した。
私も明日事故か病気で突然死する可能性だってゼロじゃない。

別にどんな死のリスクも「人はどうせ死ぬんだから放っといて侮りましょう」という話をしたいんではない。
色んな死、色んな寿命、色んな人生がある中で、人生のエンディングがいつ・どうとなろうとも、そこに向き合える生き方を普段どれだけの人がしているのか、そしていつどうなっても悔いがないようにどれだけ自分の人生を大切にできているのだろうか…という話。自分含め。

大切なのは命そのものの長さでなく、生き方そのものではないかということ。

もし明日死んでも大丈夫、満足。って思えるような毎日を送るほうが、圧倒的に人生楽しく幸福度高そうだよな~って。残される人たちだって、本人がこの世に悔い残しまくって死ぬより未練なくパッと逝ってしまったほうが安心するはず。

自分って悔い残さないように一生懸命生きてたかなぁ…(反省)
そう捉えると、日々の当たり前の数々にも、感謝が増えてくる。

あと、大切な人の死を受け入れられず、悲しみに暮れて立ち直れない人生を送るのもそれぞれだけど、その辺も心の整理がだいたいついて、今は前しか見てない。
私はお母さん子の甘えん坊だったため、それこそジタバタしてえーんえーんお母さん死ぬなんてヤダー!って本来なら大騒ぎして引きずっても不思議じゃない立場なんだけど(笑)、ここまで気持ちの整理がつけられたのも母のおかげというところもかなり大きい。

残された側も、ひたすら前進するしかないし、大切な人を失う寂しさも、無念さも、悲しみも、苦しみも正面から受け止め、整理して淡々と生きていくのみ。

そういう覚悟って大事なんだな~と、迫りくる「親の死」で改めて学んだ。

ということで、今はまだ親のことで落ち着かない日々だけど…
“その時”がきたら大切で大好きな母を、たくさんの愛と感謝を持って見送ろうと思う。

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6月6日6時うまれ。ちっちゃい子から大きい子までいる、こども3人の普通のお母さん(に擬態した変人)。コロナの数年前ぐらいから、この世が箱庭で予定調和であることにだんたん勘づいてきました。
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